クレジットカードの国際ブランドJCB

JCBは日本で唯一の国際ブランドです。他のクレジットカード会社がVISAやマスターカードといった国際ブランドと提携してクレジットカードを発行する方法を選択した中で、唯一海外加盟店を開拓して国際ブランド化することを選択しています。

自社ブランドを国際ブランドにすることは提携するよりも難しく時間がかかることは明らかです。それでもJCBがその選択をしたのは三井住友カードの存在があったからではないでしょうか。三井住友カードの国際ブランドVISAに対抗するには自社ブランドを国際化するしかなかったのです。

やはり単独ブランドで国内外で使えるというのは大きなメリットになります。また、国内の提携先へのアピールポイントとして国際ブランドであるということはかなり強力な武器になります。JCBの長期的な戦略の結果が現在の国際ブランドとしての地位につながったといえるでしょう。

三井住友カード以外の多くのクレジットカード会社が銀行系信販系を問わず、合併や統廃合という結果になったことが、JCBの選択の正しさを証明しています。もし、他のクレジットカード会社と同じように安易に国際ブランドとの提携の道を選んでいれば今のJCBは存在していなかったかもしれません。